葛飾区新小岩駅前の歯医者早川歯科医院。歯科治療の中で特にオールセラミック(emax)に力を入れています

医院ブログ

医院ブログ

早川歯科旧ブログ

歯医者Q&A

院長インタビュー

ご近所ドクターbook 当院が掲載されています

入れ歯

  • 件 (全件)
  • 1

金属を使わない入れ歯



ノンクラスプデンチャーという金属のバネを使わない入れ歯です。

噛んだ時、入れ歯が沈んで痛みが出ないようにレストという爪だ

けは金属を使うのですが、それもジルコニアで作っています。

この部分は見えないのですが金属を全然使いたくないという方には

おすすめです。












新しい材料を使った従来はなかった入れ歯です。


この症例は奥歯が1本欠損しているのですが、このような
場合、ほとんどの患者さんはブリッジを希望します。
入れ歯というと年寄りくさいということで嫌われるのです
が、この患者さんは自分の歯は削りたくないということで、
入れ歯にしました。正しい判断です。
入れ歯が嫌われる理由は、固定ではなく取り外しという
ことにあるのですが、外せるということは歯と入れ歯を
綺麗に磨いて清潔を保てるという最大の利点があるの
です。ブリッジの場合は隙間に細かい食べかすがいつ
も入ったままなのです。

という事で、歯科医の私が同じ立場であったら入れ歯を入
れます。
ブリッジやインプラントにすると食べ物がつまりやすく
なって、虫歯や歯肉炎になるのです。
歯科医自身でも完全に清掃するのはかなり困難であると
思っているのですから患者さんの場合はもっと困難です。
それからもっと大きな理由は自分の技術であれば、ぴった
り合った入れ歯を作れるからです。









 

 






 

2018-06-30 21:57:28

コメント(0)

折りたたむ

しっかり噛む為の入れ歯は金属床





下の部分入れ歯の形でよくあるのが前歯だけ残っていて、奥歯が欠損の入れ歯です。

この奥歯の部分の歯肉は何十年も経つとこのように骨が下がってきます。

歯肉が滑り台のようになっているため、噛み締めた時には入れ歯が後方にズレるよう

な力が加わります。

それを防ぐにはバネを強固に作り、噛んだ時の力にビクともしないことが大事なこと

です。








これは金属床(きんぞくしょう)という入れ歯です。金属の部分はワンピースです。







ここまで骨が下がってしまうと難症例にあたり、この金属床の入れ歯以外

には考えられません。



 仮義歯によるダイナミック印象だが鉤歯の印象も取るのにはテクニックを要する。


この患者さんは私の知り合いの方ですが、前に上を金属床で作りました。

自分でもよく言っているのですが、歯にはあまりお金をかけないそうです。

奥さんは、あなたは歯にはお金をかけないわね と言っているそうですが

今回はもっと早く下も金属床にすればよかったと思っているはずです。


なにしろ昔から、ツタヤで借りたDVDを見ながらスルメをかじっているそ

うですから。

















 

2018-06-06 22:24:06

コメント(0)

折りたたむ

目立たない入れ歯

最近できた目立たない入れ歯

目立たない入れ歯でノンクラスプデンチャーという入れ歯があります。
商品名でいくつかある、「・・・デンチャー」というものです。




このように外からは入れ歯が入っているようには見えません。
外して見るとこのようになっています。



金属の部分がありますが、この金属があることがミソです。
理想的には真ん中の部分を金属で薄く作るともっと違和感が少なくなり、
これは最強の入れ歯と言えます。

一般的には金属を全然使わないで、下のようなものが多く作られています。



見た目はこちらの方がいいですね。
患者さんもこれなら金属が見えなくていい、と言うんですが、実は上の
方がはるかに機能的には優れているんです。
このことを患者さんには説明するんですが納得してくれる方はもちろん
いらっしゃいます。
たまに金属がない方がいい、と言う方もいるのですが、それは患者さん
が決めることです。

このノンクラスプデンチャーは技工士さんの技術が要求され、入れ歯の
経験の少ない技工士さんが作ると最悪の結果になってしまいます。
きつめにしっかりと作ったものを歯科医が微調整して合わせるのですが
ゆるくしてしまったものは使い物になりません。

この入れ歯を使用するには歯並びなどの適応症があり、あまり勧められ
ない歯の状態で入れてしまうと、入れ歯の出し入れ時に無理な力が働き
残っている歯が動いてしまう恐れがあります。
私自身は患者さんから入れ歯の相談があった場合に勧める入れ歯はこれ
以外にも色々あります。

一番上の写真で、入れ歯の歯の隣の自分の歯はインプラントが入っていて
術後の経過がよくなかったのか、根元の部分が4mmぐらいネジが露出し
ています。そこに入れ歯が入っていたら外れなくなってしまうのですが、
そういった特殊なケースでも経験豊富な技工士さんは、最良な入れ歯を作
ることができるのです。

いずれ、大臼歯にも保険でCAD,CAM冠が適応になるらしいと言われてい
る時代に、入れ歯専門の技工士さんはいなくなってしまうかもしれません。
人と同じ考え方をしないところに経営のヒントがあると思うのですが。
 









 

2017-11-15 23:18:38

コメント(0)

折りたたむ

落ちない総入れ歯



吸着する入れ歯を作るためには型をうまく取ることが重要です。
しかしうまく型が取れたとしてもその後の技工作業が適切でなければその入れ歯は
落ちてしまいます。

入れ歯のピンク色の材料はアクリルレジンと言います。加熱重合アクリルレジンは
重合時に必ず収縮します。
普通に手を抜かないでやった時で1ミリ前後、研磨時に綺麗になるようにモノマーを
多めにしたり、フラスコのネジを使わずプレスにまとめて2個、3個入れて圧が十分
でない場合、重合時間を守らないなどの時は2ミリぐらい開いてしまいます。これだ
け歯肉との間に隙間があったら外れやすくなります。私は技工士さんと知り合いに
なったときにいつも、掘り出す時に石膏との間に隙間があいていないか、と聞くので
すが、みんなそんなに気にして見てないと言います。つまり隙間があいているのです。

人工歯側は隙間があってもいいですが、粘膜面に隙間があくと入れ歯は吸着しません。
こういった問題を解決するためにイボカップやDSシステムなどの重合法が考えられま
したが手間がかかるのと材料費が高くなるため保険の入れ歯ではできません。
これらは射出で収縮を補おうというのですが、スプルーの部分の硬化が始まっているの
に圧を加えても意味がないのと、本体の部分の収縮がそれから始まるので100パーセ
ント密着している訳でもないです。
このスプルー部分を氷で冷やした装置を考えた技工士さんのことが20年ぐらい前に
「歯科技工」か「QDT」に書いてありましたが、同じような事を考えている人がいる
もんです。



話を本題に戻して、下の絵は入れ歯を掘り出す時に石膏との間にできる隙間の場所です。
赤い部分が歯肉に密着していない部分です。そして落ちるのです。







そこで私の考えた粘膜面に隙間ができない方法です。
色々な方法を考えましたが、一番簡単なのが分離剤を人工歯側にたっぷりと2、3回
塗り、粘膜面には薄めに塗る方法です。
もっと確実にする方法はラウンドバーで模型のポストダムの位置に2箇所アンダーカット
をつければ床後縁は隙間があく事はありません。床の頰側内面は隙間があく事はないので
ポストダムのところだけ密着していれば問題解決です。
DSシステムの考え方は重要で填入する餅状のタイミングと粘膜面のレジンを先に重合させ
るような考えで行うことが大事です。



 
 黒い2箇所にラウンドバーで穴を開ける。この方法なら確実。



      隙間がない、隙間は人口歯側に。


私は入れ歯を掘り出す時、このポストダムの部分の隙間がどうなのか、いつも緊張します。

先人達はこのことを知っていたのでいわゆるポストダムで模型を削ったのですが、
ダイナミック印象で最終的に完成された模型でこれをやると落ちて来ます。入れ歯の達人
と言われた人の本にもポストダムを相当削るというのが記載されていたんですがその人の
作り方を見てみないとわかりません。治療過程でこの位置の圧が弱いなと感じたらビー
ディングの方がいいです。

 

2017-08-27 23:40:24

コメント(0)

折りたたむ

  • 件 (全件)
  • 1
Page Top