職人気質の院長が治療も作製も手がける早川歯科医院のある質問ブログ(セラミック)一覧です。

ある質問


ある歯科のサイトにこんな質問がありました。


1か月ほど前に差し歯にしました。
保険の歯は考えてなく
最初からセラミックですることにしました。


・土台は自分の歯
・ポーセレンとジルコニアを使用しているみたいです。

いざつけてみると
土台が自分の歯なので
根元が少し黒いのです。
11万もしたのに納得いかなく
毎日毎日その事しか考えれません。

先生はあたしの土台が黒いから
と、いうのですが
もう方法はないのでしょうか。

土台をセラミックにしたら
白くなるのでしょうか


「11万もしたのに納得いかなく
毎日毎日その事しか考えれません。」


患者さんの気持ちを考えると心が痛みます。なんとかしてあげたいのですが。


①神経がない歯なのか②神経がある歯なのか、はっきりしませんが

  ①の場合  土台の色を白く作るべきだった。
  ②の場合  黒い歯が透けないような白いインゴットを選択する                   
べきだった。

技工士は患者さんの歯の色がわからないし(黒くないと思って作っている)、歯科医も黒い歯なのだから材料の選択を指定すべきだったのですが色に関して注意が足りなかったのでしょう。

また、つける前に根元が黒いと感じなかったのか、また患者さんにつけていいのか確認したのでしょうか。


「もう方法はないのでしょうか。」とありますがやり直すのが1番です。



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監修者情報

早川 康明 早川歯科医院 院長

早川 康明 早川歯科医院 院長

東京歯科大学歯学部卒業し、その後1978年に早川歯科医院を開業する。
開業当初より入れ歯の治療および製作も手掛け実績を積み重ねている。今ではセラミックの詰め物被せ物も院長自身で制作を手掛けている。

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