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Bloge.max Estheticsを極める
日曜は片岡繁夫氏 大河雅之氏の「e.max Estheticsを極める」に行ってきました。
片岡先生はMorphologyの話から始まり、「表面性状によってセラミックの質感が出る」
それは「すじを作るのではなく、山とへこみでできている。へこみを作ると山が出来る」
との事。また隅角部形態の重要さも強調されていました。
技工所から納品されたセラミックは、作った人によってさまざまな表面性状がある(ない場合もある)が、その出来具合でうまいへたがきまってしまう。それ程重要なものです。
又、テトラサイクリン変色歯のベニア修復のインゴットにはHTのブリーチ色を使い、白色ステイン(e.maxセラム)でマスキングし、その後修復物の透明感を残しながらデンチンやエナメルを筑盛し、内部ステインで仕上げる。との事。
片岡先生はMOとHT以外は使わないとのこと。
大河先生はminimal interventionに基ずく審美修復を紹介しました。
ベニアは縁上マージンで、最も薄い部分で0.3mmのプレス体は以下の理由でCAD CAMより優位であるとの事。
- 適合性
- 色調
- うすく作れる
- 接着性
- 広い適応症
接着はバイオリンクベニアを使用、縁上マージンで形成した場合、セメントのカメレオン効果と色調を考慮すべきであるとの事。
(2013/01/28)
監修者情報
早川 康明 早川歯科医院 院長
東京歯科大学歯学部卒業し、その後1978年に早川歯科医院を開業する。
開業当初より入れ歯の治療および製作も手掛け実績を積み重ねている。今ではセラミックの詰め物被せ物も院長自身で制作を手掛けている。