職人気質の院長が治療も作製も手がける早川歯科医院の脱落したオールセラミックブログ(セラミック)一覧です。

脱落したオールセラミック

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前歯4本がオールセラミックの患者さんです。

 

 

 

右上1番が脱落して来院しました。

 

 

メタルコアがかなり短いのと、歯がすこし長いのが気になっていたようで、4本やりなおすことになりました。

又、色も、もっときれいにしたいとのこと。

レイヤリングではなく、おそらく、HT A1のインゴットだけのようでメタルコアのために、すこし黒ずんでいます。

 

かなりemaxの仕事をしている技工士さんと話をしたときに、前歯のクラウンも全部レイヤリングではなくステインでやっているとのことを聞いたことがあります。

技工界には料金設定に基ずく新しい流れがいろいろ起きているようです。料金を安くするために時間をかけない作り方を選択してくるのはどんな業界も同じなのでしょうか。歯科医は出来上がってきたセラミックがどんなものなのか気にしないようです。

 

 

HTインゴットは透明感があるため色が黒ずんで見えるので、インレー以外は難しい。

クラウン、シンベニアで厚みが取れない場合はHT ブリーチ色は有効。

 

今回はMO1を使用しました。

 

 

 

 

 

監修者情報

早川 康明 早川歯科医院 院長

早川 康明 早川歯科医院 院長

東京歯科大学歯学部卒業し、その後1978年に早川歯科医院を開業する。
開業当初より入れ歯の治療および製作も手掛け実績を積み重ねている。今ではセラミックの詰め物被せ物も院長自身で制作を手掛けている。

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