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Blog白いブリッジ
右下の奥歯2本が抜けたままの患者さんです。
大臼歯2本欠損。1番力が加わる場所です。
左下には金属のブリッジが入っているのですが、右の方は金属が見えないようにしたいとのこと。
欠損している部位は6番目と7番目ですが5番目と8番目の土台で4本のブリッジを希望してます。
外側を白くして噛む上の部分を金属にする前装冠というのはよくやるのですが、全部白くするためにはジルコニアを使うか、メタルボンドのフルベイクにします。
が1本8万円以上かかりますがもっと安くやりたいとのことです。小臼歯まででしたらエステニアのみで中にファイバーを入れる方法がありますが、この長さですと割れる可能性があるので、メタルを中に入れる硬質レジンのフルベイクでやることにしました。
維持を付けたフレームを金属で作ります。
その上にグラディアフォルテを盛ります。
右側に装着。
次回は左を同じようにやります。
ブリッジは歯が何本ないかによってで保険は適用に制限があり、この⑤67⑧の形のブリッジは適用になりません。⑤6⑦、や⑥7⑧は適用になります。
このブリッジで金属の色が全く見えないように作るには普通は次のような作り方があります。
①メタルボンド。
②ジルコニア。
どちらにしても40万円ぐらいになります。
この患者さんは金属が見えないように安く作りたいとのことでしたが何とか希望に沿えることができました。
一般的にはこの写真のブリッジの作り方はあまりやりませんが、レジンの維持、接着をしっかり作ったのでまず割れることはありません。