職人気質の院長が治療も作製も手がける早川歯科医院のクラシックギターの甘い音色ブログー(一般)一覧です。

クラシックギターの甘い音色

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ネットで調べ物をしていたら次のようなブログに遭遇しました。
『私は生まれつき歯が弱く,結構な大工事を経験してきました.
このところ忙しさにかまけて検査に行っていなかったのですが,2年ぶりに行ったところとんでもない虫歯が..
この歳になると慣れっこなわけですが,今回は神経まで到達していたそうで,麻酔を打っての治療となってしまいました.
約1時間.
大変な工事が一段落したところで次回に繰り越し.
まだ麻酔が取れていないので妙な感じでしたが,そのまま約1時間半後にようやく麻酔が取れたようなので夕食をとりました.
しかし,口の中で何かチクチクするので取り出してみると,なんとこんなものが.

5.jpg

直径約1.2mm,長さは4mmほどの小さな棒状のものが出てきました.
よく見ると,何か刃が切られているような感じ.
もしかして...
顕微鏡で撮影した写真です.

1.jpg 2.jpg

先端には鋭い刃が.
横には斜めに切られたドリルの刃のようなもの.

反対側はぱきっと折れた感じ.
断面の形がそれらしさを物語っています.

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これは,あのキュイ~ンという音を発する歯医者のシンボルのような掘削道具,エアタービンってやつの先端部分のようです.
折れちゃったんですかね.
弱いくせに頑固な歯なんでしょうか.

来週,また行ってきます.
これは返してきます.
こわ.』
このドリルは除去用バーといって金属を外す時に使う物です。削る時の振動が 大きく患者さんは苦痛と恐怖で顔を歪めるのですが、歯科医の方も粘膜を傷つけ たら大変ですから神経を使う作業です。削っている最中に急に顔を振る人がいま すから。
このブログにたどり着いた経路ですが、クラシックギターに関して調べていたと ころ、あるギターの演奏に出会いました。その音が自分で出したい音だったので 興味がわき、その方のブログを調べていたらこの記事に出会ったのです。
クラシックギターの音はこうじゃなくては。
そのブログでいい音を聞いて下さい。

生の音ではなくリバーブがかかっています。

もう1つ、私の尊敬するギタリストのEdson Lopesさんです。

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